金融機関に強いSNS運用代行会社おすすめ4選|選び方と導入メリットも解説

近年、SNSは金融機関にとっても重要な情報発信・ブランディングの場になりつつあります。銀行・証券・保険など、従来は堅いイメージを持たれていた業界でも、SNSを活用して信頼感や親近感を生み出す動きが加速しています。しかし実際には、「どの媒体を選ぶべきか」「何を発信すればよいか」と悩む広報・マーケティング担当者も多いのが現状です。

そこで本記事では、金融業界に知見のあるSNS運用代行会社の中から、特に信頼できる4社を厳選してご紹介。さらに、SNS運用代行を導入するメリットや、選定時に押さえるべきポイントについてもわかりやすく解説します。

SNS運用に課題を感じている金融機関の担当者の方はもちろん、これから導入を検討したいという方も、ぜひ参考にしてみてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 銀行や証券会社など金融業界でSNS運用を検討している担当者
  • 信頼性と専門性のあるSNS代行会社を探している企業の広報・マーケティング担当者
  • 積極的にSNSを活用し、集客やブランディングを強化したい方
この記事を書いた人
苛原寛のアバター 苛原寛 株式会社ファイマケ 代表取締役

慶應義塾大学商学部卒。東京海上日動でリスクマネジメント営業に従事したのち独立。上場企業への保険提案やNISAセミナー実績を活かし、現在は株式会社ファイマケの代表取締役として、金融機関向けのSNS運用支援やWebコンテンツ制作を行う。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

目次

なぜ金融機関でSNS運用代行のニーズが高まっているのか

デジタルシフトが進む現代社会において、金融機関にとってもSNSは顧客との信頼関係を築くための重要なコミュニケーション手段となっています。しかし、投稿には専門的な知識と慎重な配慮が求められ、現場の担当者が本業と両立しながら対応するのは容易ではありません。

そこで注目されているのが、SNS運用の外注という選択肢です。更新のスピードや投稿の質を維持しつつ、炎上リスクや担当者への負担を軽減できることから、金融機関でのニーズが年々高まっています。

ここでは、金融機関でSNS運用代行のニーズが高まっている理由を3つ紹介します。

SNS運用を外注するメリット
・更新頻度や投稿内容にスピード感を持たせられる
・炎上リスクを事前に防ぐことができる
・投稿の責任を現場担当者のみが負わない

(上記のメリットをまとめた画像を作成希望です。それぞれの画像と上記の説明文)

内製運用の課題を外部パートナーがカバーできるから

SNSの運用は、もはや「やるかどうか」ではなく「どうやるか」が問われる時代。とはいえ、金融機関においてはSNSを内製で運用し続けることには多くの課題があります。

投稿の更新が日々の業務に追われて後回しになる、投稿内容の精査に時間がかかりスピード感を失う、そもそもSNSに精通した人材がいない等の悩みを多くの企業が抱えています。さらにコンプライアンスへの配慮が必須である金融業界では、投稿のたびに法務チェックが必要になり、運用のハードルは非常に高いものになります。

こうした内製運用の課題を解決するには、SNSに特化した外部パートナーの力を借りるのが現実的な解決策です。専門家に任せることで、更新頻度・発信内容・表現リスクのすべてにおいて、安定した運用体制が構築できます。

金融機関の情報発信には専門知識や法令遵守が求められるから

金融業界のSNS運用では、他業界よりもコンプライアンスの遵守が求められます。たとえば、保険や投資に関する投稿では表現が誇大になっていないか、法令やガイドラインに抵触しないかなど、細かなチェックが欠かせません。

また、専門知識がないまま投稿を行うと、誤解を招く表現やミスリードにつながる可能性があり、企業の信頼を損ねる可能性も考えられます。実際、投稿ミスひとつがSNS上で拡散され、炎上やクレームに発展するケースも珍しくありません。

上記のような問題を発生させないためにも、業界知識と法律への理解を兼ね備えた代行会社と組むことで、情報発信に対する心理的・実務的なハードルを大きく下げることができ、安心して発信を継続できます。

SNS運用の外注は担当者と企業を守るリスク回避策

SNSの投稿が原因で炎上した場合、最前線に立たされるのは現場の担当者です。特に金融機関では、企業イメージや信頼性への影響が大きいため、わずかなミスが致命傷となりかねません。内製の場合、その責任を個人で背負う構図になりがちで、出世や社内での信頼を失うリスクも現実にあります。

その点、SNS運用を外注すれば、投稿責任の所在が代行会社側に明確化されるため、万が一の事態が起きても社内のダメージを最小限に抑えることが可能です。さらに、実績ある代行会社であれば炎上リスクを未然に防ぐノウハウも豊富に持っています。

外注=コストではなく、安心を買う投資という視点で、社内の説得材料としても非常に有効です。

ファイマケ代表 苛原寛

SNS運用での、誤った情報発信や誤解を招く表現は企業の信頼を損ないます。専門知識を持つ代行会社との連携は、安全かつ効果的な運用の鍵です。リスク管理と安心感を重視するなら、SNS運用の代行は選択肢の一つと言えるでしょう。

金融機関がSNS運用代行会社を選ぶポイント

金融業界での実績と業法への理解があるか

金融機関がSNS運用代行会社を選ぶ際、まず確認すべきなのが「業界実績」と「業法理解」の有無です。金融広告に関わる法律やガイドラインには厳格なルールがあり、内容によっては行政指導や行政処分となることもあります。

SNS運用は企業の顔としての役割を担う重要な業務ですが、特に金融業界では誤った表現が法令違反や行政指導につながるリスクもあるため、より高度な業界理解が求められます。たとえば、保険・証券・ローンなど金融商品ごとに表現可能な内容は異なり、広告に関する自主規制や各種ガイドラインへの対応も必要です。

こうしたルールを理解していない代行会社に任せると、意図せず炎上や信頼失墜を招く可能性があります。だからこそ、過去に金融機関との取引実績があり、業法にも精通しているSNS運用会社を選ぶことが重要です。

担当者の表現チェックの負担も軽減され、審査にかかる時間や手戻りも大幅に減らせるため、安心感と業務効率の両立が叶います。

企画から分析まで一貫対応できる運用体制の有無

SNSを活用して成果につなげるには、ただ投稿を代行するだけでは不十分です。見た目のクオリティ、タイミング、内容の切り口など、投稿一つひとつの設計力が重要になります。

さらに、金融機関の情報はどうしても堅くなりがちなため、視認性を高めるデザイン力も欠かせません。継続的な運用では、投稿後の効果測定と改善提案まで対応できる体制があるかどうかが、成果に直結します。

SNSの運用は「誰に、何を、どう伝えるか」を常に更新し続けるプロセス。企画・制作・投稿・分析までワンストップで対応可能な会社なら、無駄なやりとりや認識ズレもなく、よりスピーディーかつ質の高い運用が実現します。運用工数を減らしつつ成果を出したい金融機関には最適な選択肢といえるでしょう。

ファイマケ代表 苛原寛

SNS運用は伝わる情報発信力と更新頻度を保つことが重要です。特に金融機関では情報の堅さを補うデザイン力と継続的な改善提案が不可欠。ワンストップ体制の会社選びが、効率的かつ質の高い運用を実現します。

費用・支援内容・体制が見えるSNS運用代行会社かどうか

SNS運用代行を検討する際、見落としがちなのが「費用と業務範囲の明確さ」です。一見リーズナブルに見えても、実際には企画・撮影・レポート作成などがオプション扱いになっているケースもあります。金融機関では、導入前に正確な費用対効果や支援範囲を説明できなければ、社内稟議の通過も難しくなります。

その点、運用体制や費用体系を明確に開示し、初期段階からゴール設定や支援内容を丁寧にすり合わせてくれる会社であれば、安心感が大きく、導入後のトラブルも最小限に抑えられます。

また、週次や月次の報告レポート、定例会の有無なども含めて、どこまで対応してくれるかを事前に把握することで、担当者の負担も軽減され、社内からの信頼も得やすくなります。

ファイマケ代表 苛原寛

金融機関にとってSNS運用代行会社を選ぶ際の最大のポイントは、金融業界特有の法律やガイドラインを深く理解し、過去の実績があることです。また、投稿代行のみに留まらず、プロフィール設計や企画立案、デザイン、効果分析まで一貫して対応できる体制が整っているかも重要です。さらに、費用面や支援範囲が明確で、担当者が安心して任せられる環境が整っていることが、SNS運用成功の鍵を握ります。これらの要素をしっかり見極めることで、リスクを抑えつつ効果的な情報発信が可能になります。

金融機関におすすめのSNS運用代行会社4選

金融業界におけるSNS運用は、コンプライアンスや専門知識が求められる点で他業界とは一線を画します。リスクを最小限に抑えつつ、効果的な情報発信を実現するには、業界に特化した知見と実績を持つパートナーの存在が不可欠です。

ここでは、金融機関のSNS運用に強みを持ち、安心して任せられる代行会社4選をご紹介します。

株式会社ファイマケ

株式会社ファイマケは、国内で唯一金融機関のSNS運用代行に特化したマーケティング支援会社です。銀行、証券、保険、アセットマネジメント、FX信、保険代理店、金融系スタートアップなど、幅広い金融事業者に対してSNS運用支援・コンテンツ制作支援を行っています。

最大の強みは、1級ファイナンシャル・プランナーの資格を保有する代表の苛原によるコンテンツ監修体制。金融業法や自主規制ガイドラインに準拠したうえで、わかりやすく、安心感のある投稿が可能です。戦略設計から投稿企画・制作・運用・レポートまで一貫対応し、金融業界で求められる表現の精度や炎上リスクへの配慮も万全。

特に「社内承認の通しやすさ」や「広報・法務部との連携」など、実務上の課題にも精通しており、内製では難しい運用体制の整備を代行します。

費用感は月額30万円台〜と、専門性を持ちながらも導入しやすい価格帯も魅力の一つ。金融業界での信頼性と成果を重視する企業におすすめのパートナーです。

項目内容
対応媒体X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINEなど
対応範囲戦略立案/投稿企画・制作/運用代行/コンテンツ監修/レポーティング
強み金融機関専門、FP監修、業法・自主規制対応、社内承認に通しやすい投稿設計
実績証券・保険・銀行・アセットマネジメント・FX・保険代理店など金融機関を中心に多数の支援実績
費用感月額30万円台〜(運用内容に応じて変動)
※フルサポートプランは月額50万円~
特徴金融特化の専門性と安心感、コンプラ配慮と成果重視を両立した運用体制

one move株式会社

one move株式会社は、SNS運用支援において1,000社以上の実績を誇る総合型の運用代行会社です。自治体・医療・金融などの信頼性が重視される業種にも対応しており、コンプライアンスへの理解や炎上リスクを抑えた投稿運用にも強みがあります。

Instagram・X・Facebook・TikTokなど主要媒体をカバーし、戦略立案から投稿制作、レポート分析まで一貫して対応。企画提案力やデザイン力に優れ、静止画・動画問わず高品質なクリエイティブを自社で制作できます。

金融業界への導入実績もあり、専門用語の扱いや法令配慮が必要な表現の調整にも柔軟に対応。費用感は月額30万円前後からが目安となっており、投稿本数やサポート範囲に応じて調整可能です。

社内説得資料の作成支援や稟議サポートも受けられるため、初めてSNS運用を外注する金融機関にとっても安心して依頼できるパートナーといえるでしょう。

項目内容
対応媒体Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokなど
対応範囲戦略設計/投稿企画・制作(画像・動画)/運用/レポート/広告連携対応
強み企画力とデザイン力、炎上リスクへの対応、稟議資料の作成支援など
実績1,000社以上、自治体・金融・医療など信頼性の求められる業種にも対応
費用感月額30万円前後〜(投稿数・支援範囲により変動)※スタンダードプランの場合
特徴一貫した運用体制と高品質なクリエイティブ、初めての外注にも安心

株式会社pamxy

株式会社pamxyは、YouTubeやTikTokといった動画プラットフォームを軸にしたSNSマーケティング支援を得意とする企業です。

特に動画領域に強く、コンサルティングから撮影・編集・チャンネル運用、レポート分析まで一気通貫で対応可能。金融業界の企業においてもYouTube運用支援の成功事例を持ち、CV数(コンバージョン数)を3倍に伸ばした実績があります。

業界特有の制約や専門的な情報を、視聴者に伝わりやすく変換する「構成力」「ストーリーテリング力」に長けており、難解になりがちな金融情報も魅力的な動画コンテンツに変換。インハウス運用では難しい動画制作のプロフェッショナル支援を受けることで、成果直結型のSNS運用が実現可能です。

費用感は動画制作の規模や投稿本数により変動しますが、月額50万円〜が目安です。動画を中心とした施策でSNS成果を最大化したい金融機関におすすめのパートナーです。

項目内容
対応媒体YouTube、TikTok、Instagram、X(旧Twitter)など
対応範囲動画戦略設計/企画構成/撮影・編集/投稿代行/分析レポート
強み動画領域に特化、CV改善に強い、構成力・ストーリーテリング力が高い
実績金融業界でYouTube運用によりCV数3倍の成果、他業界含む豊富な導入事例
費用感月額50万円〜(制作内容・本数に応じて変動)
特徴難解な金融情報を動画で“わかりやすく”、成果に直結するSNS戦略に強み

株式会社ニュートラルワークス

株式会社ニュートラルワークスは、エンタメ・美容・不動産・金融など多様な業種に対応するSNS運用代行会社です。金融領域では、地方銀行や保険会社、不動産金融を扱う企業への支援実績があり、専門性と柔軟性を兼ね備えた運用が可能です。

強みは、戦略立案から投稿制作、効果測定までを一気通貫で対応できる体制に加え、SNSマーケティングとSEO・Web広告運用の知見を活かしたクロスチャネル戦略。

金融業界では表現や情報管理への厳格な対応が求められますが、コンプライアンス確認の工程を丁寧に組み込むことで、社内稟議・法務チェックも通しやすく、安心して運用を委ねられます。

また、ビジュアル制作やトンマナ設計にも対応しており、堅さと親しみのバランスを取ったクリエイティブ設計も得意。多業種の知見を取り入れながら、金融機関の特性に合わせた最適なSNS運用が期待できます。

項目内容
対応媒体X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、LINE、TikTokなど
対応範囲戦略立案/投稿企画・制作/運用代行/広告配信/レポーティング
強み多業種対応、SEO・広告連携、デザイン力、柔軟な運用体制
実績金融、不動産、エンタメ、教育、医療など多様な業界に支援実績あり
費用感月額20万円台〜(業務範囲・投稿頻度に応じて変動)
特徴SNS運用とWebマーケを連携、金融業界でも安心のコンプラ対応と改善体制
ファイマケ代表 苛原寛

金融機関のSNS運用は専門性が求められるため、実績豊富で業界知識に優れた代行会社を選ぶことが重要です。信頼性の高いパートナーを見つけることで、安心して効果的な情報発信が可能になり、ブランド価値向上にもつながります。

SNS代行を社内で通すには?おすすめの説得ポイントと準備すべき資料

外注コストと社内人件費を比較して伝える

SNS運用代行に対する社内の理解を得るには、外注コストと社内人件費の比較が最も説得力を持ちます。たとえば「月30万円の外注費」は高額に見えますが、担当者1名をSNS専任にした場合の人件費や教育コスト、投稿継続の困難さ、コンプラリスクまで考慮すると、むしろ外注の方が合理的です。

特に金融機関では、業法や広告ガイドラインへの対応が求められるため、投稿の1本1本に確認と修正の時間が発生します。こうしたリードタイムや法務・広報との調整工数をコストとして整理すると、稟議担当者の納得を得やすくなります。

SNSを運用する際の具体的なコストシミュレーションや他社事例を資料として添えることで、より説得力が高まります。

投稿継続率や炎上対策をコストとして提示する

SNS運用を内製する際にもっとも多い課題が「継続できないこと」と「炎上への不安」です。月数回の投稿でも、ネタ出し、原稿作成、画像制作、社内確認の工程があり、本業と並行した運用は現実的に困難です。

また、金融機関ではたった一言の表現がクレームや法令違反に繋がるため、担当者個人にリスクが集中するケースも少なくありません。代行会社ならチェック体制や危機管理マニュアルが整備されており、投稿リスクを事前に排除できます。

こうした続けるための仕組みとリスクヘッジをコスト換算した資料を提示することで、担当者の負荷軽減や炎上時の責任分散など、実務目線の合理性を社内に伝えることができます。

社内稟議を通すための資料を準備する【実務担当者向け】

SNS運用代行の導入を社内で承認してもらうには、定量データと客観的資料を元に話を進めることが重要です。準備すべき主な資料は以下の通りです。

・現状の課題整理(投稿頻度・工数・成果の不透明さなど)

・外注と内製のコスト比較表(人件費や想定業務量も明示)

・代行会社の比較資料(対応範囲・金融知識・費用・実績)

・投稿サンプルと想定レポート(導入後のイメージを具体化)

(簡単な表にする)

これらをエクセルやスライドで簡潔にまとめることで、上席や稟議承認者の納得を得やすくなります。特に金融機関では表現規制の遵守や情報管理が重視されるため、代行会社がガイドラインに沿って運用できる根拠も盛り込むと効果的です。

ファイマケ代表 苛原寛

社内稟議を通すためには、数字や客観的資料で現状課題と導入効果を明確に示すことが不可欠です。

金融機関専門のSNS運用代行会社に依頼する

社内で稟議を通す際、「本当にこの会社に任せるべきか?」という疑問を解消するには、金融業界に特化した運用実績を持つSNS運用代行会社の存在が大きな武器になります。

株式会社ファイマケは、1級ファイナンシャル・プランナーの代表FPによる監修体制を持ち、地銀・信金・保険・証券・銀行など多様な金融機関への支援実績があります。ガイドラインや広告規制を理解した上で、わかりやすく信頼性のある投稿を制作可能です。

「なぜこの会社でなければならないのか」という問いに対して、金融業界専門の実績と体制で明確に答えられるため、稟議突破の決定打になります。

「まずは試してみたい」「成果につながる運用を目指したい」とお考えの方は、ぜひ一度、株式会社ファイマケへご相談ください。金融業界ならではのお悩みに応じた、最適な運用プランをご提案いたします。

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