金融商品もSNSで選ばれる時代?SNSで金融商品を知る人が認知経路で最多に、購買行動にも影響

SNSの普及により、消費者の商品購買行動だけでなく、金融商品における情報収集や意思決定にも変化が見られています。弊社は、20代~70代の消費者200名を対象に「SNSと商品・金融サービスの購買行動」に関する調査を実施しました。
調査の結果、SNSは商品購入のきっかけとなるだけでなく、金融商品(株式、投資信託、保険、クレジットカード、ローンなど)においても認知・情報収集・行動といった各プロセスに影響を与えていることが明らかになりました。

目次

調査トピックス

✔SNSをきっかけに商品・サービスを購入した経験がある人は 48.0%
✔購入前に企業公式SNSをチェックする人は66.5%
✔普段から特定の企業公式SNSをチェックしている人は45.0%
✔SNSで金融商品情報を収集した経験がある人は77.0%
金融商品や金融サービスを知るきっかけは「SNS」が最多
✔SNSをきっかけに、金融商品について「公式サイト訪問」や「資料請求」などの行動を起こした人は91.3%
✔金融機関のSNSを「信頼できる」「やや信頼できる」と回答した人は55.5%

調査詳細

■SNSは商品購買のきっかけに

~直近3ヶ月の間に、SNSで見た投稿や情報をきっかけに、商品またはサービスを購入したことがありますか?~
購入のきっかけとなったSNSをすべて選んでください。(複数選択可)

SNSをきっかけに商品・サービスを購入した経験がある人は48.0%となりました。SNSが商品認知だけでなく、購買行動にも影響を与えていることが分かります。
また、購入のきっかけとなったSNSは、「YouTube」「X」「Instagram」の順となりました。
特にYouTubeは51名と購入のきっかけとなった人が多く、視覚的な情報が多いSNSが購買行動に影響を与えている可能性があります。

■約3人に2人が購入前に企業SNSをチェック

商品やサービスを購入する前に、企業の公式SNSアカウントをチェックすることはありますか?
企業公式SNSでは、どのような点をチェックしていますか?(複数回答可)

商品やサービスを購入する前に企業公式SNSをチェックする人は66.5%でした。
また、企業SNSでは「投稿されている内容」「キャンペーンやクーポンなどお得情報」などがチェックされており、購買判断に関わる情報収集の場として活用されている可能性があります。
さらに、45.0%の人が「普段から投稿をチェックしている特定の企業公式SNSアカウントがある」と回答しており、SNSが企業と消費者の継続的な接点として機能していることがわかります。企業が日常的に発信するSNS情報が、購買意思決定に影響を与えている可能性が考えられます。
これらの結果から、消費者は日常的に接触している企業の情報を購買販売時に参照している可能性が示唆されます。

■SNSは金融商品の情報収集チャネルとしても活用

SNSを使って、金融商品・金融サービス(例:株式、投資信託、保険、クレジットカード、ローンなど)の情報を集めたことはありますか?

金融商品について、SNSを通じて情報収集した経験がある人は77.0%でした。
金融領域においてもSNSが情報収集チャネルとして活用されていることがうかがえます。

金融商品・金融サービスの情報集めに使用したことがあるSNSをすべて選んでください。(複数選択可)

また、金融商品情報を調べる際に利用されるSNSは「YouTube」「X」「Instagram」が上位となり、金融分野においてもSNSが情報収集の手段として活用されていることが分かります。

■金融商品を知るきっかけとしてのSNS

金融商品・金融サービスを知るきっかけとなったものをすべて選んでください。(複数選択可)

金融商品や金融サービスを知るきっかけとしては、「SNS」が最も多く、次いで「テレビCM」「WEB広告」「ニュース」「比較サイト」という結果になりました。
SNSは従来のマスメディアや広告を上回る結果となり、金融商品の認知において主要な情報接点の一つとなっていることがうかがえます。

■SNSは金融行動を促すきっかけにも

SNSで見た金融商品・金融サービスの情報をきっかけに、以下行動を取ったことはありますか?(複数選択可)

SNSで見た金融商品・金融サービスの情報をきっかけに
・商品やサービスについて詳しく調べた:113名
・公式サイトを訪問した:86名
・口座開設や申込をした:36名
という結果になりました。

SNSが単なる情報収集にとどまらず、具体的な行動を促す接点となっていることが分かります。

■企業のSNS情報に対する信頼性

金融商品・金融サービスに関する企業のSNS発信について、「信頼できる」「やや信頼できる」と回答した人は55.5%となりました。
金融領域においてもSNSが一定の信頼を得ていることから、企業による適切な情報発信がユーザーの信頼形成に寄与する可能性が示唆されます。

本調査から、SNSは金融商品の認知から情報収集・比較検討・申込行動に至るまで、消費者の意思決定プロセス全体に影響を与えるチャネルとして機能していることが明らかになりました。

特に、金融商品を知るきっかけとして「SNS」が112名でテレビCMやWEB広告を上回り最多となった点、またSNSで得た情報をきっかけに口座開設・申込まで行動した人が存在する点は、SNSが単なる広報ツールを超えた購買促進チャネルとなっていることを示しています。

さらに購入前に企業公式SNSをチェックする人が66.5%、金融機関SNSを信頼すると回答した人が55.5%と過半数を占めており、SNSは金融領域においても一定の信頼を獲得していると言えます。
今後、金融機関においてSNSを戦略的に活用した顧客接点の構築が、より重要になるでしょう。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査人数:200名
調査対象:20代~70代の一般消費者
調査期間:2026年1月~3月
調査主体:株式会社ファイマケ

株式会社ファイマケとは

弊社は、金融機関のWebマーケティング支援に特化した会社です。代表の苛原は1級ファイナンシャル・プランナーの資格を有しており、年間1,000本以上の金融Webコンテンツを制作しています。

また、大手証券会社様や大手生命保険会社様のInstagram運用を代行・支援や、地方銀行様の記事執筆・監修などを行っています。

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